うっかり外出先で
Wi-Fiなしで動画を再生してしまった…。
あとで気づいたら
Wi-Fiに接続されていなかった!
そんな経験がある方も
多いのではないでしょうか。
動画視聴は意外と多くの通信量を使うため、
月のデータ容量を超えてしまったり、
追加料金が発生してしまうことも。
そこで今回は
Wi-FiなしでYouTubeを見た場合に
どれくらいの通信量になるのか、
また追加料金はいくらかかるのかを
各キャリアの最新情報をもとに解説します。
◆YouTubeの画質ごとの通信量
YouTubeは
設定した画質によって通信量が大きく変わります。
以下は1時間あたりの目安です。
画質 | 通信量(1時間) |
---|---|
360p | 約0.3GB |
480p | 約0.5GB |
720p | 約1〜1.5GB |
1080p | 約2〜2.5GB |
4K | 約4〜6GB |
たとえば720pで30分見た場合、
約0.75GB程度使うことになります。
◆10分でも意外とギガを使う
「たった10分だけなら大丈夫」
と思うかもしれませんが、
1080pだと10分で約400MB以上。
ギガが残り少ない月末にこれをやってしまうと、
すぐに速度制限にかかってしまうこともあります。
◆主要キャリアの追加料金(2025年6月現在)
◎ドコモ
・1GB=1,100円(スピードモード)
・速度制限後は128kbpsまで低下
◎au
・1GB=1,100円/3GB=3,300円など
・データチャージで追加可能
◎ソフトバンク
・快適モード:1GB=1,100円(自動課金)
・手動チャージなら0.5GB=605円も選択可能
◎楽天モバイル
・3GBまでは980円/無制限は3,168円
・段階制のため超過課金はなし
◎格安SIM(例)
・日本通信SIM:1GB=290円
・HISモバイルなども300〜500円台が主流
速度制限の条件とチャージ単価を必ず確認!
ケース別! 追加料金のシミュレーション
具体的なケースを想定して、
どれくらいの費用になるか見てみましょう。
◎ドコモで720pを30分視聴
→約0.75GB使用。
残量ゼロの場合、1GB=1,100円の追加課金。
◎ソフトバンクで1080pを2時間視聴
→約4〜5GB使用。
快適モードで1GBごとに1,100円課金なので、
合計4,400〜5,500円の追加料金。
◎格安SIM(日本通信SIM)で360pを1時間視聴
→約0.3GB使用。
1GB追加=290円のプランなら、
必要な分だけ購入でき費用も抑えられます。
◆追加料金を防ぐための7つの対策
高画質を長時間流さないだけで
ギガ節約効果は大きくなります。
①動画の画質を下げる
→480p以下に設定するとギガの消費が大幅に減ります。
②「データセーバー」機能を使う
→YouTubeアプリ設定で通信量の少ない画質に自動変更可能。
③YouTube Premiumで動画を保存
→自宅Wi-Fiでダウンロードしておけば外でギガを使わず再生。
④段階制・無制限プランにする
→楽天モバイルなど従量制を選ぶと安心。
⑤公衆Wi-Fiを利用する
→カフェやコンビニ、駅などのフリーWi-Fiを活用。
⑥バックグラウンド通信を制限する
→他アプリの裏通信をカットして無駄な消費を防止。
⑦残量アラートを設定する
→月末ギガ不足の前に通知してくれるので便利。
速度制限にかかるとどうなる?
速度制限時は多くのキャリアで
最大128kbps〜200kbpsほどに低下。
この状態では動画の読み込みが非常に遅く、
再生が止まることもしばしば。
Wi-Fi接続または追加チャージで対処を!
まとめ
YouTubeは気軽に楽しめる反面、
Wi-Fiなしだとあっという間にギガを消費します。
特に高画質での長時間視聴は
数千円の追加料金になることも…。
視聴時は画質設定を確認し、
必要なら事前にダウンロードするなど、
工夫しながら賢く使いましょう。
ギガを守って、お財布も守りましょう!