メルカリの値下げ交渉に困ったら？出品者が使える返答例文

メルカリなどのフリマアプリで「お値下げ可能ですか？」と聞かれて、どう返せばいいか迷った経験はありませんか。

出品者としては、できれば丁寧に対応したいものの、「どこまで下げていいの？」「断ると感じ悪い？」と悩む方も多いですよね。

この記事では、そんな出品者の方に向けて、すぐ使える返答例文を30パターン以上紹介します。

実際のやり取りで使える短文テンプレートから、やんわり断るときのフルバージョンまで網羅。

「値下げ交渉をきっかけにスムーズに売れる」ためのコツや言葉選びも詳しく解説しています。

これを読めば、どんなコメントにも落ち着いて対応でき、購入者からの印象もぐっと良くなるはずです。

メルカリでの値下げ交渉、どう返す？
値下げ交渉の返答マナーと基本の流れ
出品者が値下げに応じる場合の返答例文【フルバージョン付き】
出品者が値下げを断る場合の返答例文【やんわり断るフルバージョン】
トラブルを防ぐための「返答テンプレート」
売れやすくなる！値下げ交渉を味方にするテクニック
メルカリ出品者が使える返答フレーズ30選【保存版】
まとめ：印象が変わる「一言の丁寧さ」

メルカリでの値下げ交渉、どう返す？

フリマアプリを使っていると、「お値下げ可能ですか？」というコメントを受けることがあります。

出品者としては売りたい気持ちがある一方で、どこまで値下げに応じるべきか悩む瞬間ですよね。

この章では、そんな迷いを整理しながら、出品者として気持ちよく返答するための考え方を紹介します。

なぜ出品者は返答に迷うのか

値下げ交渉に迷う理由の多くは、「断ると印象が悪くなるのでは？」という心理です。

しかし、誠実に対応すれば、たとえ断っても購入者の印象を損ねることはありません。

むしろ、丁寧な返答をすることで信頼を得ることができ、他のユーザーからの購入につながることもあります。

また、値下げ交渉の内容によっては「売れるタイミングを逃したくない」と焦ってしまうケースもあります。

そんなときこそ、落ち着いて返答の方針を決めることが大切です。

値下げ交渉の返答で印象が決まる理由

コメント欄でのやり取りは、他の閲覧者にも公開されていることが多いです。

そのため、返答のトーンや言葉遣いが「この出品者は感じが良いな」と思われるか、「冷たい印象だな」と感じられるかを左右します。

つまり、返答＝あなたの「お店の顔」のようなものなのです。

特に、以下のような言葉選びは避けたいポイントです。

避けたい表現	理由
「無理です」「できません」	断定的すぎて冷たい印象を与える
「買う気ないならコメントしないで」	トラブルの原因になる
「プロフィール読んでください」	注意書きとして有効だが、使い方によっては高圧的に見える

これらを避けつつ、やわらかい言い回しで対応することが重要です。

NG対応とOK対応の違い

同じ内容でも、言葉の選び方ひとつで印象がガラッと変わります。

次の例を見比べてみましょう。

NG例	OK例
「値下げはしていません」	「申し訳ありませんが、今の価格でご検討いただけますと幸いです」
「無理です」	「ご希望には添えず恐縮ですが、また機会がありましたらよろしくお願いします」
「これ以上下げません」	「すでにできる限りの価格にしております。どうぞご理解ください」

どちらも同じ「断り」ですが、後者の方がやわらかく誠実な印象を与えます。

つまり、言い回しを少し変えるだけで“印象の良さ”が格段に上がるということです。

次の章では、実際にどんな返答をすれば良いかを「マナーと流れ」という観点から具体的に見ていきましょう。

値下げ交渉の返答マナーと基本の流れ

値下げ交渉の返答で大切なのは、ただ「値下げする・しない」を決めることではありません。

購入者に誠実な印象を与えつつ、自分の販売方針を明確に伝えることが重要です。

この章では、誰でもすぐに実践できる基本マナーと、自然な返答の流れを紹介します。

「感謝 → 判断 → 結論」の3ステップを意識

返答の順序を整えるだけで、コメント全体の印象が大きく変わります。

最もおすすめなのが、次の「感謝 → 判断 → 結論」の流れです。

ステップ	内容	例文
① 感謝	相手のコメントに対して丁寧にお礼を伝える	「コメントありがとうございます。」
② 判断	値下げに対する自分の考えを示す	「検討させていただきましたが…」
③ 結論	最終的な対応方針を明確に伝える	「今回は現状価格での販売とさせていただきます。」

この3つを意識するだけで、言葉の印象が格段にやわらかくなります。

短文でも「流れ」を守ると、丁寧で落ち着いた対応に見えるのがポイントです。

どんな内容でも礼儀正しく返すコツ

相手がどんなトーンでコメントしてきても、出品者側は常に冷静であることが大切です。

とくに「強気な交渉コメント」や「即決を迫るコメント」に対しては、感情的にならずに定型の表現で返すと安全です。

たとえば、以下のような対応が理想です。

コメント例	返答例
「◯◯円にしてくれたら今すぐ買います」	「コメントありがとうございます。申し訳ありませんが、そこまでの値下げは難しいです。ご希望には添えず恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いです。」
「ほかの出品者はもっと安いですよ」	「ご指摘ありがとうございます。こちらの商品は状態と送料を考慮した価格設定となっております。ご理解のほどお願いいたします。」
「◯◯円でどうですか？」	「コメントありがとうございます。少し検討させていただきますので、少々お待ちください。」

どの返答も、相手を否定せずに柔らかく伝えています。

たとえ難しい交渉内容でも、「申し訳ありません」「ご理解ください」といったクッション言葉を添えるだけで印象が大きく変わります。

トラブルを避ける言葉選びのポイント

値下げ交渉では、やり取りが長引くと誤解やトラブルにつながることもあります。

そんなときは、返答の言葉を「明確に」「短く」「やわらかく」まとめるのが理想です。

たとえば、次のような工夫を意識しましょう。

悪印象を与える言葉	印象が良い言い換え
「できません」	「申し訳ありませんが、難しいです」
「無理です」	「今回はご希望に添えず恐縮です」
「下げません」	「現在の価格でご検討をお願いできますでしょうか」

このような表現を使うことで、相手の気持ちを尊重しながら自分の立場も守ることができます。

“断る＝悪いこと”ではなく、“伝え方の工夫”が信頼につながるという意識を持ちましょう。

次の章では、実際に使える「値下げに応じる場合の返答例文」を、短文とフルバージョンの両方で紹介していきます。

出品者が値下げに応じる場合の返答例文【フルバージョン付き】

購入者からの値下げ交渉に応じるときは、「感謝＋変更報告＋購入促し」の流れを意識するとスムーズです。

ここでは、出品者が使いやすい4つのケースに分けて紹介します。

提示額にそのまま応じる場合（最短返答＋フル文）

購入者の提示額に問題がない場合は、短く簡潔に伝えるのがポイントです。

短文テンプレート	コメントありがとうございます。ご希望の◯◯円に変更しました。ご検討よろしくお願いいたします。
フルバージョン	コメントありがとうございます。ご希望いただいた◯◯円に価格を変更しました。購入手続きを進めていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

“短く丁寧”が即決につながる鍵です。変更後はコメントを閉じずに、購入まで待つ姿勢を見せましょう。

希望額に届かないが譲歩する場合（柔らかい提案＋誠実対応）

希望額には届かないが、少し譲歩できるときに便利な言い回しです。

短文テンプレート	コメントありがとうございます。ご提示の金額は難しいですが、◯◯円までなら対応可能です。
フルバージョン	コメントありがとうございます。ご提示の金額までは難しいのですが、◯◯円まででしたら対応させていただきます。ご検討のうえ、よろしければご購入をお願いいたします。

希望をすべて通すのではなく、「◯◯円ならOK」と条件を提示することで交渉の主導権を保てます。

購入者が納得すれば即決されやすくなるため、売れやすい形です。

期限付きで特別値下げをする場合（即購入を促す例）

「今日中」「〇時間以内」など、購入を促す期限をつけるのも有効です。

短文テンプレート	本日中にご購入いただける場合、◯◯円で対応いたします。
フルバージョン	コメントありがとうございます。本日中にご購入いただける場合に限り、◯◯円で対応させていただきます。ご希望でしたらすぐに価格を変更いたしますので、お知らせください。

購入者の「お得感」を刺激しながらも、出品者のペースを維持できます。

“期限付きの特別対応”は販売チャンスを逃さないテクニックです。

すでに値下げ済みだが再度下げる場合（リピーター対応など）

既に値下げ済みでも、購入者が丁寧に交渉してきた場合には特例対応をしても良いでしょう。

短文テンプレート	コメントありがとうございます。すでに値下げしておりますが、特別に◯◯円まで対応いたします。
フルバージョン	コメントありがとうございます。すでに値下げしている商品ではありますが、丁寧にコメントいただきましたので、今回に限り◯◯円までお値下げいたします。お気持ちに感謝いたします。ぜひご検討ください。

このような返答は、他の購入者からも「丁寧な出品者」として信頼を得やすくなります。

相手への敬意を示す一言が、印象を大きく変えるのです。

次の章では、逆に「値下げを断る場合」にどんな言い方が最適か、角を立てずに断るためのフル例文を紹介します。

出品者が値下げを断る場合の返答例文【やんわり断るフルバージョン】

値下げ交渉を断るときは、「お断り」よりも「感謝＋理由＋お願い」の流れで伝えるのが理想です。

丁寧な対応を意識すれば、断っても悪い印象を与えません。

ここでは3つの状況別に、すぐ使える例文を紹介します。

まだ値下げを検討していない場合

出品したばかり、または様子を見たいときの断り方です。

短文テンプレート	コメントありがとうございます。出品したばかりのため、しばらくは現状の価格で様子を見たいと考えております。
フルバージョン	コメントありがとうございます。出品して間もないため、しばらくは現在の価格で販売を続けたいと考えております。ご希望に添えず恐縮ですが、引き続きご検討いただけますと幸いです。

「しばらく様子を見たい」という表現は、柔らかく断る定番フレーズです。

購入者にも「また値下げされるかも」と思ってもらえるため、リピート訪問を促す効果もあります。

提示額が低すぎる場合のスマートな断り方

あまりに低い金額を提示された場合も、冷静に返すのが基本です。

短文テンプレート	コメントありがとうございます。申し訳ありませんが、ご提示いただいた金額での対応は難しいです。
フルバージョン	コメントありがとうございます。大変恐縮ですが、ご提示の金額での対応は難しいです。商品の状態や送料を考慮して現在の価格に設定しております。ご理解のほどお願いいたします。

「送料」や「商品の状態」といった理由を軽く添えると、納得感を持ってもらいやすくなります。

断るときこそ、理由を“説明”として伝えるのがコツです。

代替案（送料・おまけ・まとめ割など）を提案する場合

値下げはできないが、代わりにちょっとした提案をしたいときに使える例文です。

短文テンプレート	コメントありがとうございます。値下げは難しいですが、別の商品とまとめてご購入いただける場合は割引も検討可能です。
フルバージョン	コメントありがとうございます。申し訳ありませんが、単品での値下げは難しい状況です。ただ、複数の商品をまとめてご購入いただける場合は、送料分のお値引きを検討しております。ご希望があればお知らせください。

代替案を提示することで、「断る」よりも「別の提案をする」という前向きな印象を与えられます。

“NO”を“提案”に変えるだけで、印象はぐっと良くなります。

以下は、3パターンの断り方を比較した早見表です。

状況	おすすめフレーズ
出品したばかり	「しばらくは現状の価格で様子を見たいと考えております」
希望額が低すぎる	「商品の状態と送料を考慮し、現状の価格に設定しております」
代替案を出す	「まとめ買いであれば送料分をお値引きできます」

どの表現も、相手を尊重しながら自分の立場を守る形になっています。

このように、「断り＝丁寧な対話」と考えると、やり取りが穏やかに進みます。

次の章では、より実用的な「返答テンプレート集」を紹介します。どんな状況でも使える万能フレーズをまとめています。

トラブルを防ぐための「返答テンプレート」

フリマアプリでは、コメント欄でのやり取りが購入判断に大きく影響します。

そのため、返答の内容や言葉遣いがトラブルを避けるための鍵になります。

この章では、どんな場面にも対応できる「安全で丁寧なテンプレート」を紹介します。

すぐ使えるショートテンプレート集（10選）

まずは、どんな状況でも使いやすい短文テンプレートを10個紹介します。

どれも短く、コメント欄にそのまま貼り付けられる形です。

状況	テンプレート
基本のお礼	コメントありがとうございます。ご検討よろしくお願いいたします。
値下げ検討中	少し検討させていただきますので、少々お待ちください。
譲歩対応	◯◯円まででしたらお値下げ可能です。
期限付き値下げ	本日中にご購入いただける場合、◯◯円で対応いたします。
丁寧なお断り	申し訳ありませんが、現状の価格でご検討いただけますと幸いです。
再出品予定	今後、再出品時に価格を調整する可能性もございます。
まとめ割案内	複数ご購入いただける場合はお値引きも可能です。
購入前の案内	購入前にコメントでお知らせいただけると助かります。
専用ページ対応	◯◯様専用ページをお作りしました。ご確認ください。
取引完了後の感謝	この度はお取引ありがとうございました。また機会がありましたらよろしくお願いいたします。

短いコメントでも、相手への気遣いが伝わる一言を添えるのがコツです。

“短くても礼儀正しく”を意識するだけで印象は大きく変わります。

丁寧系・カジュアル系の使い分け方

コメントのトーンは、相手の書き方に合わせて少し調整するのが理想です。

「丁寧系」と「カジュアル系」を使い分けると、自然な印象を保てます。

シーン	丁寧系の返答例	カジュアル系の返答例
値下げ交渉へのお礼	コメントありがとうございます。ご希望について検討させていただきます。	コメントありがとうございます。少し考えてみますね。
値下げに応じる場合	◯◯円に変更いたしました。ご購入いただけますと幸いです。	◯◯円に変更しました！ご確認ください。
お断りする場合	申し訳ありませんが、現状の価格での販売を考えております。	すみません、今はこの価格で考えています。

ビジネスライクな取引が多い場合は丁寧系、カジュアルなやり取りが多い場合はカジュアル系が向いています。

どちらのトーンでも、「不快にさせない」ことが一番大切です。

コメント欄で失礼にならない言葉選び

メルカリなどのフリマアプリでは、取引全体を通して「見られている前提」で言葉を選ぶことが大切です。

以下は、誤解を招きやすい表現と、印象が良い言い換え例の一覧です。

避けたい表現	印象が良い言い換え
「プロフィール見てください」	「プロフィールに取引方針を記載しておりますので、ご一読いただけますと幸いです」
「値下げできません」	「申し訳ありませんが、現状の価格でお願いしております」
「買う気ありますか？」	「ご検討のほど、よろしくお願いいたします」
「他の方が先です」	「先に購入された方を優先させていただいております」

このように、ストレートな表現を避けて、やわらかい言葉でまとめることで誤解を防げます。

「どう伝えるか」こそが信頼の第一歩です。

次の章では、単なる返答にとどまらず「売れやすくなる値下げ対応のコツ」を紹介します。

売れやすくなる！値下げ交渉を味方にするテクニック

値下げ交渉は「面倒なやり取り」と思われがちですが、実は販売チャンスでもあります。

購入者のコメントは「興味があります」というサインです。

その気持ちをうまく後押しできれば、値下げしなくても売れることもあります。

「購入前提コメント」をうまく活かす方法

「◯◯円なら即決します」「購入を検討しています」といったコメントは、購入意欲が高いサインです。

このようなコメントを逃さないために、次のような返答を意識しましょう。

短文テンプレート	コメントありがとうございます。即購入をご検討くださり嬉しいです。◯◯円まで対応可能です。
フルバージョン	コメントありがとうございます。ご購入をご検討いただき大変嬉しく思います。ご希望の◯◯円まででしたら対応可能です。ご検討のうえ、ぜひよろしくお願いいたします。

「嬉しい」「ご検討ありがとうございます」という言葉を入れることで、購入者に好印象を与えやすくなります。

“購入意欲の高いコメントには感謝＋前向きな返答”が効果的です。

「期間限定」や「まとめ割」で購入を後押しする

購入者が迷っている場合は、期限をつけた提案で背中を押すのも有効です。

特に「期間限定」「まとめ買い割引」はよく使われる販売テクニックです。

短文テンプレート	本日中にご購入いただける場合、◯◯円で対応いたします。
フルバージョン	コメントありがとうございます。本日中にご購入いただける場合に限り、特別に◯◯円で対応させていただきます。複数の商品をまとめてご購入いただく場合は、さらにお値引きも検討いたします。

「特別」「限定」という表現は、購入者に行動のきっかけを与えます。

ただし、無理な値下げに見えないよう、条件付きで伝えることが大切です。

リピーターを増やす返答の書き方

丁寧な対応をした購入者や、以前取引した方からのコメントには、特に誠意をもって返答すると良い印象が残ります。

その結果、「またこの人から買いたい」と思われることも少なくありません。

短文テンプレート	いつもありがとうございます。今回は◯◯円で対応させていただきます。
フルバージョン	コメントありがとうございます。以前もお取引いただき、今回もご検討くださりありがとうございます。感謝の気持ちを込めて、今回は特別に◯◯円で対応させていただきます。

このような「信頼関係を大切にする返答」は、自然にリピーターを増やす結果につながります。

“一度の交渉が次の取引につながる”という意識を持つと、対応の丁寧さが変わります。

次の章では、出品者が実際に使える「返答フレーズ30選」を紹介します。

シーン別に分類した実用テンプレートをまとめていきます。

メルカリ出品者が使える返答フレーズ30選【保存版】

値下げ交渉は状況によって適した言葉が変わります。

ここでは「即OK・柔らかく断る・少しだけ譲歩・販売促進」など、目的別に分けた30のフレーズを紹介します。

どれも短文ながら、丁寧で印象の良い返答ができる内容です。

即OK・快諾フレーズ

購入者の希望額に問題がない場合は、迷わずポジティブに返すのがコツです。

No.	フレーズ
1	コメントありがとうございます。◯◯円に変更いたしました。ご確認ください。
2	ご希望の◯◯円で対応させていただきました。ご検討よろしくお願いいたします。
3	ご提示の価格で問題ありません。ありがとうございます。
4	コメントありがとうございます。ご希望どおりの価格に変更しました。購入お待ちしております。
5	ご希望額で対応可能です。ご検討ください。

短く即答することで購入意欲を逃さないのがポイントです。

柔らかく断るフレーズ

やんわり断りたいときは、申し訳なさと誠意を伝えることを意識します。

No.	フレーズ
6	コメントありがとうございます。申し訳ありませんが、現在の価格でお願いいたします。
7	ご希望に添えず恐縮ですが、しばらくはこの価格で販売を予定しております。
8	大変申し訳ありませんが、現状ではお値下げを考えておりません。
9	ご理解いただけますと幸いです。引き続きご検討よろしくお願いいたします。
10	コメントありがとうございます。お気持ちは嬉しいのですが、現状価格でお願いできればと思います。

「申し訳ありません」「ご理解ください」を使うだけで、印象が柔らかくなります。

少しだけ譲歩するフレーズ

希望額には届かないが、少し譲歩したいときに使える言い回しです。

No.	フレーズ
11	コメントありがとうございます。◯◯円まででしたらお値下げ可能です。
12	ご希望には届きませんが、◯◯円でしたら対応いたします。
13	すでに値下げ済みですが、◯◯円までは検討可能です。
14	◯◯円ならご対応いたします。本日中にご購入いただける場合に限ります。
15	本日ご購入いただけるようでしたら、特別に◯◯円で対応いたします。

条件付きの値下げにすることで、出品者側のペースを保ちながら成約を狙えます。

販売促進に繋がる心理フレーズ

購入を後押しする言葉には、「特別感」や「限定性」を含めるのがコツです。

No.	フレーズ
16	本日中にご購入いただける場合、特別に◯◯円で対応します。
17	ご検討中の方がいらっしゃいますので、お早めにどうぞ。
18	週末までにご購入いただける場合はお値引きいたします。
19	現在フォロワー様限定で値下げ対応中です。
20	本日中のご購入で専用ページを作成いたします。

“特別感”を演出することで購入行動を促すことができます。

交渉後のフォロー・印象アップフレーズ

やり取りを終えた後にひとこと添えると、購入者の印象が良くなります。

No.	フレーズ
21	ご検討いただきありがとうございました。また機会があればよろしくお願いいたします。
22	今回はご希望に添えず恐縮ですが、またのご縁をお待ちしております。
23	丁寧なコメントありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。
24	またのご利用をお待ちしております。
25	お気持ちのこもったコメントをありがとうございました。

まとめ買いや再出品向けのフレーズ

複数商品を扱う出品者やリピーターを狙う場合に便利なフレーズです。

No.	フレーズ
26	複数商品をまとめてご購入いただける場合はお値引きいたします。
27	別の商品とあわせてご検討いただければ、送料分をお値引きいたします。
28	まとめてご購入の場合、専用ページをお作りします。
29	再出品予定の商品もございますので、ぜひご覧ください。
30	今後も同ジャンルの商品を出品予定です。よろしくお願いいたします。

取引後の印象アップとリピート購入の両方に効果的です。

“また取引したい”と思われる言葉選びが、信頼と販売継続の鍵です。

次の章では、この記事全体のまとめとして「印象を変える一言の力」について解説します。

まとめ：印象が変わる「一言の丁寧さ」

値下げ交渉は、多くの出品者にとって悩みの種でもあります。

しかし、少しの言葉の工夫と誠実な対応で、トラブルを避けながら販売チャンスを広げることができます。

この記事で紹介した返答例文を活用すれば、どんなコメントにも落ち着いて対応できるはずです。

ポイントをあらためて整理すると、以下の3つが大切です。

ポイント	内容
① 感謝の気持ちを忘れない	どんな交渉でもまずはお礼から始めると印象が柔らかくなる
② 理由を添えて伝える	断る場合も「商品の状態」や「送料」などを理由にすると納得されやすい
③ 言葉選びで信頼をつくる	短くても丁寧な言葉を選ぶことで、他の購入者からも好印象を得られる