メルカリで誤発送・返送したときの再発送メッセージ例文集【コピペOK】

「誤って別の商品を送ってしまった」「返送されてしまった」——そんなとき、どう対応すればいいか迷っていませんか。

メルカリでは匿名配送などの仕組み上、再発送のルールが少し複雑です。

本記事では、メルカリで再発送が必要になったときの正しい手順と、そのまま使える例文テンプレートをまとめて紹介します。

謝罪文・住所確認・追跡番号の共有・評価依頼まで、すべての場面で使えるメッセージを収録。

再発送が初めての方でも、この記事を読めばスムーズにやり取りができるようになります。

メルカリで再発送が必要になるケースと原因

メルカリで商品を発送した後、「あれ、違う商品を送ってしまった」「配送中に返送されてしまった」というトラブルが起きることがあります。

この章では、再発送が必要になる主なケースと、その原因を分かりやすく整理していきます。

誤発送・別の商品を送ってしまったケース

もっとも多いのが、別の購入者向けの商品を誤って発送してしまうケースです。

出品数が多いときや、同じような商品を扱っている場合に起こりやすいミスです。

誤発送が判明したら、すぐに購入者へ謝罪し、正しい商品を送る準備をしましょう。

このときのメッセージ例文は以下の通りです。

状況	メッセージ例文
誤発送に気づいた直後	「この度は誤って別の商品をお送りしてしまい、大変申し訳ございません。至急、正しい商品を再発送させていただきたいと考えております。お手数ですが、ご住所のご確認をお願いできますでしょうか。」
購入者から連絡を受けた場合	「ご連絡ありがとうございます。こちらの手違いで別の商品をお送りしてしまいました。深くお詫び申し上げます。正しい商品をすぐにお届けできるよう、再発送の手続きを進めさせてください。」

返送・住所不明・保管期限切れで戻ってきたケース

商品が返送されてしまうのは、「住所不明」や「不在が続いて保管期限を過ぎた」ことが主な原因です。

再発送を行うには、まず購入者に再送先住所を確認する必要があります。

匿名配送の場合、住所を直接確認できないため、メッセージでやり取りするしか方法がありません。

丁寧な言葉で住所を尋ねましょう。

状況	メッセージ例文
返送が届いたとき	「商品が配送業者から返送されてしまいました。お手数ですが、再発送のためにお届け先のご住所を教えていただけますでしょうか。」
購入者が匿名配送を希望している場合	「匿名配送を利用していたため、こちらからはご住所を確認できない状況です。再発送のために、可能であればお届け先をご連絡いただけますか。」

匿名配送で再発送が難しいケース

メルカリ便などの匿名配送は便利ですが、一度取引が完了すると、再発送には使えません。

そのため、再発送が必要な場合は、通常の宅急便やゆうパックなど別の方法で対応する必要があります。

ただし、住所が分からない場合は再発送ができないため、キャンセルや再出品という選択肢も検討しましょう。

状況	メッセージ例文
匿名配送で住所不明の場合	「匿名配送を利用していたため、再発送の手続きが難しい状況です。お手数ですが、一度キャンセルさせていただき、改めて再出品した商品をご購入いただけますでしょうか。」
購入者が対応に迷っている場合	「匿名配送のため住所確認ができず、再発送が難しい状況です。ご希望に合わせて、キャンセルまたは別の方法で対応させていただければと思います。」

このように、再発送が必要になる原因を理解しておくことで、今後のトラブルを未然に防ぐことができます。

メルカリ再発送のルールと注意点

メルカリでは、再発送に関する明確なルールが存在します。

ここでは、特に混乱しやすい「メルカリ便の再利用」や「送料負担の扱い」、そして再発送前に確認しておきたいポイントをまとめて解説します。

「メルカリ便」を再利用できない理由

まず知っておきたいのは、メルカリ便を再発送に再利用することはできないというルールです。

これは、メルカリ便が一度利用されると「取引情報と紐づいて完結する配送サービス」であるため、再度同じ取引に使うことができない仕組みになっているからです。

そのため、再発送を行う場合は以下のような別の配送方法を選ぶ必要があります。

再発送で利用可能な主な配送方法	特徴
ヤマト運輸（宅急便・ネコポス）	追跡機能があり、安心して再発送できる。
日本郵便（ゆうパック・レターパック）	対面受け取りが可能で、匿名ではないが確実に届く。
その他（クリックポスト・定形外郵便）	小物など軽量商品の場合に向いている。

再発送時も、追跡番号が確認できる配送方法を選ぶことが信頼につながります。

送料負担の原則とトラブルを避ける話し方

再発送では、最初の送料に加えてもう一度送料が発生します。

このとき、どちらが送料を負担するかを明確にしておかないと、後々トラブルにつながることがあります。

基本的には、出品者側のミス（誤発送・住所間違い）なら出品者負担が原則です。

ただし、購入者都合（住所変更を伝え忘れた、受け取り拒否など）の場合は購入者が負担しても問題ありません。

以下の例文を使うと、丁寧に話し合いが進めやすくなります。

状況	メッセージ例文
出品者側のミスの場合	「この度は当方の手違いでご迷惑をおかけし申し訳ございません。再発送分の送料は当方で負担させていただきますので、改めて発送手続きを進めます。」
購入者側の事情で返送された場合	「ご住所の確認が取れず返送となってしまいました。再発送をご希望の場合は、送料についてご相談させてください。着払い・または当方立て替えなど、ご希望があればお知らせください。」

送料の話題はデリケートなため、必ず「相談ベース」で伝えるのがポイントです。

再発送前に確認しておくべき3つのポイント

再発送をスムーズに行うためには、発送準備に入る前の確認が欠かせません。

確認項目	内容
① 住所の確認	匿名配送では住所を確認できないため、メッセージで依頼。
② 商品状態の再確認	返送された商品が破損・汚損していないかチェック。
③ 追跡可能な配送方法を選ぶ	「追跡番号」を共有できる方法を選択。

再発送では、購入者に「今度は確実に届く」という安心感を与えることが大切です。

再発送の一手間こそが、購入者との信頼を築くチャンスになります。

【完全テンプレ付き】メルカリ再発送メッセージ例文集

メルカリで再発送が必要になったとき、どんなメッセージを送るかで印象が大きく変わります。

ここでは、状況別にすぐ使えるテンプレート例文をまとめました。

そのままコピペできる文面も多数あるので、落ち着いて丁寧に対応したいときに活用してください。

① 誤発送したときの謝罪＋再発送依頼メッセージ例文

誤発送が発覚したときは、すぐに購入者へ謝罪し、再発送の手続きを進める旨を伝えましょう。

焦って説明不足になるとトラブルにつながるため、状況説明を明確にするのがポイントです。

パターン	メッセージ例文
誤発送を自分で気づいた場合	「この度は誤って別の商品をお送りしてしまい、大変申し訳ございません。正しい商品を至急再発送させていただきたく思います。お手数ですが、再発送のためお届け先のご住所をご確認させていただけますでしょうか。」
購入者に指摘された場合	「ご連絡ありがとうございます。こちらの確認不足により、誤った商品をお送りしてしまいました。ご迷惑をおかけし申し訳ありません。正しい商品を再発送いたしますので、ご住所のご確認をお願いいたします。」
誤発送＋返送をお願いする場合	「誤って別の商品をお届けしてしまいました。大変お手数をおかけしますが、商品を一度返送していただけますでしょうか。返送料は当方が負担いたします。」

② 商品返送後の再発送メッセージ例文

返送された商品を再度送る際は、再発送の旨と追跡情報を伝えるとスムーズです。

「いつ届くのか」「どの配送方法か」を明確に伝えることが安心感につながります。

パターン	メッセージ例文
通常の再発送	「返送商品を確認いたしました。○○（配送業者名）にて再発送いたしました。追跡番号は【○○○○】です。お手数ですが、到着まで今しばらくお待ちください。」
住所を修正して再発送	「ご住所の確認ありがとうございました。正しい住所にて本日再発送いたしました。配送会社は○○、追跡番号は【○○○○】です。」
購入者へ丁寧に伝えたい場合	「ご迷惑をおかけして申し訳ございません。本日、正しい住所宛に再発送いたしました。追跡番号は【○○○○】となります。無事に届きましたらお知らせいただけると幸いです。」

③ 匿名配送時の住所確認依頼テンプレート

匿名配送では、システム上住所を確認できないため、購入者に直接聞く必要があります。

丁寧かつ安心感を与える表現を心がけましょう。

パターン	メッセージ例文
一般的な依頼	「匿名配送を利用していたため、こちらからはご住所を確認できない状況です。お手数ですが、再発送のためにお届け先のご住所を教えていただけますでしょうか。」
ややフォーマルに伝えたい場合	「再発送を行うために、お手数ですがお届け先のご住所をご教示いただけますと幸いです。個人情報は再発送以外の目的には一切使用いたしません。」
軽く伝えたい場合	「再発送のために、念のためご住所をお聞かせいただけますか？ご迷惑をおかけして申し訳ありません。」

④ 再発送完了報告・追跡番号共有メッセージ例文

再発送が完了したら、購入者に安心してもらうために配送会社・追跡番号を必ず伝えましょう。

パターン	メッセージ例文
通常連絡	「本日、○○（配送会社名）にて再発送いたしました。追跡番号は【○○○○】です。配送状況は下記URLからもご確認いただけます。」
お詫びを添える場合	「お待たせいたしました。本日再発送が完了しました。追跡番号は【○○○○】です。度重なるご迷惑をおかけし、重ねてお詫び申し上げます。」
やや丁寧な言い回し	「本日、正しい商品を再発送させていただきました。追跡番号は【○○○○】です。ご確認のほどよろしくお願いいたします。」

⑤ 到着後の評価依頼メッセージ例文

再発送後は、商品が届いたことを確認し、評価をお願いすることで取引を円滑に終えることができます。

パターン	メッセージ例文
通常パターン	「商品が無事に届きましたら、お手数ですが評価をお願いいたします。ご不明点などございましたらお気軽にお知らせください。」
ていねいな締め方	「商品がお手元に届きましたら、ご確認のうえ評価をいただけますと幸いです。最後までお手数をおかけしましたが、どうぞよろしくお願いいたします。」
ややカジュアル	「商品が届きましたら、評価をお願いしますね。何か気になる点があれば遠慮なくご連絡ください。」

例文を上手に使い分けることで、誠実さと丁寧さが伝わります。

【フルバージョン例文】誤発送〜再発送完了までの流れ文面

ここでは、実際に「誤って別の商品を送ってしまった」ケースを想定し、最初の謝罪から再発送完了、そして取引完了までのやりとりを一連のメッセージ例文としてまとめています。

「どんな順番で」「どんな言葉を選べばいいか」が分かるよう、3通構成で解説します。

1通目：謝罪＋住所確認の依頼

誤発送が判明した直後に送るメッセージです。

誠意をしっかり伝えつつ、住所確認や再発送の了承を得ることが目的です。

内容	メッセージ例文
誤発送後の最初の連絡	「この度は、当方の発送ミスにより別の商品をお送りしてしまいました。 大変申し訳ございません。 正しい商品を至急再発送させていただきたく思っております。 お手数をおかけしますが、再発送のためにお届け先のご住所をご確認させていただけますでしょうか。 誤ってお送りした商品については、後ほど返送方法をご案内いたします。 ご迷惑をおかけし重ねてお詫び申し上げます。」

ポイント：「謝罪」→「再発送の提案」→「住所確認依頼」→「今後の案内予告」という流れで構成すると、誠実な印象になります。

2通目：再発送完了報告

再発送が完了したら、購入者が安心できるように具体的な情報を共有します。

内容	メッセージ例文
再発送完了連絡	「ご住所の確認をいただきありがとうございました。 本日、○○（配送会社名）にて正しい商品を再発送いたしました。 追跡番号は【○○○○】です。 配送状況は以下のURLからもご確認いただけます。 商品がお手元に届くまで、今しばらくお待ちくださいませ。 重ねてご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。」

追跡番号と配送会社名を必ず明記することで、安心感と信頼感が高まります。

3通目：到着確認と評価依頼

商品が無事に届いたタイミングで、最後のメッセージを送ります。

取引を気持ちよく終えるために、感謝の言葉を添えるのがポイントです。

内容	メッセージ例文
再発送後の確認と締め	「この度は、こちらの手違いによりご迷惑をおかけしてしまい誠に申し訳ございませんでした。 商品が無事にお手元に届きましたら、お手数ですがご確認と評価をお願いいたします。 今回の件につきまして、最後までご丁寧にご対応いただきありがとうございました。 今後は同様のことがないよう十分注意いたします。 どうぞよろしくお願いいたします。」

「感謝＋再発防止＋お願い」の3要素を含めると、相手の印象が良くなり、評価コメントにも反映されやすくなります。

【全体フルテンプレート（コピペOK）】

以下は、1通目から3通目までをまとめた完全版テンプレートです。

通数	全文テンプレート
1通目（誤発送発覚時）	「この度は誤って別の商品をお送りしてしまい、大変申し訳ございません。 正しい商品を至急再発送させていただきたく思います。 お手数をおかけしますが、再発送のためにお届け先のご住所をご確認させていただけますでしょうか。 誤ってお送りした商品については、後ほど返送方法をご案内いたします。 何卒よろしくお願いいたします。」
2通目（再発送完了報告）	「ご住所の確認をありがとうございました。 本日、○○（配送会社名）にて再発送を完了いたしました。 追跡番号は【○○○○】です。 配送状況は下記URLからもご確認いただけます。 ご不便をおかけしましたことを、改めてお詫び申し上げます。」
3通目（到着確認・評価依頼）	「商品が無事に届きましたら、ご確認と評価をお願いいたします。 この度はお手数をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。 最後までご丁寧にご対応いただき、ありがとうございました。」

これらを順番に送るだけで、落ち着いた印象と誠実な対応が伝わります。

匿名配送で再発送ができない場合の対処法と例文

メルカリの便利なサービスである匿名配送は、出品者・購入者どちらの個人情報も守ってくれます。

しかし、再発送が必要になったときには「住所が確認できない」という大きな壁になります。

この章では、匿名配送で再発送ができない場合の正しい対処法と、購入者へ伝えるときの例文を紹介します。

キャンセル＋再出品の正しい流れ

匿名配送では、メルカリ便の仕組み上、再発送に同じ伝票を再利用できません。

そのため、住所がわからない場合は「キャンセル→再出品→再購入」という手順で対応するのが一般的です。

手順	内容
① 購入者にキャンセルの提案	匿名配送では再発送できないことを丁寧に説明する。
② メルカリのガイドラインを確認	購入者の了承を得たうえで、キャンセル申請を行う。
③ 再出品→再購入	同じ商品を再出品し、購入者に再度購入してもらう。

この方法なら、匿名のままでも取引を続けることができます。

キャンセル提案時の例文（丁寧・カジュアル別）

キャンセルをお願いする際は、冷たい印象にならないよう、理由をきちんと説明しつつ柔らかい表現を心がけます。

トーン	メッセージ例文
丁寧に伝える場合	「匿名配送を利用していたため、再発送に必要なご住所を確認することができません。誠に恐縮ですが、一度取引をキャンセルし、再出品後に改めてご購入いただく形で対応させていただけますでしょうか。お手数をおかけして申し訳ございません。」
やや柔らかく伝える場合	「匿名配送の関係で住所を確認できず、再発送が難しい状況です。一度キャンセル後に再出品し、再度ご購入いただく形で進められればと思います。ご不便をおかけしてすみません。」
購入者が悩んでいる場合	「匿名配送では再発送ができないため、再出品に切り替えるのが確実です。キャンセル手続きはこちらで行いますので、再出品完了後に改めてご案内いたしますね。」

匿名配送での住所未確認時の対応メッセージ

匿名配送を利用していて住所が確認できないときは、メルカリの仕組みを簡潔に伝えつつ、相手に安心してもらうことが大切です。

状況	メッセージ例文
住所が確認できず再発送できない場合	「匿名配送を利用しているため、こちらから購入者さまのご住所を確認することができません。そのため、同じ取引での再発送がシステム上できない仕様になっております。お手数ですが、一度キャンセル後の再購入という形でご対応をお願いできますでしょうか。」
メルカリガイドラインに沿って説明する場合	「メルカリ便では、再発送時に同じ伝票を再利用できない仕組みとなっております。そのため、匿名配送では再発送が行えません。ガイドラインに沿ってキャンセルの手続きを進めさせていただければと思います。」

メルカリのガイドラインに沿った安全な進め方

匿名配送トラブルは、自己判断で対応すると取引キャンセルや評価低下につながることがあります。

そのため、必ずメルカリの「ヘルプセンター」や「お問い合わせ」ページを確認し、公式の案内に従ってください。

確認先	内容
メルカリヘルプセンター	匿名配送・再発送・キャンセルに関する最新情報を確認。
お問い合わせフォーム	個別ケースでの相談が可能。事前確認でトラブルを防げる。

「わからないときは公式に聞く」ことが、最も安全で確実な対応です。

送料負担の相談・説明に使える例文集

再発送を行う際に避けて通れないのが送料の扱いです。

誤発送や返送が起きた場合、どちらが送料を負担するかを明確にしておかないと、取引後にトラブルに発展する可能性があります。

この章では、状況別に使える送料説明・相談メッセージのテンプレートを紹介します。

送料を自分が負担する場合の伝え方

出品者側のミス（誤発送・入力ミスなど）の場合は、基本的に出品者が送料を負担するのがマナーです。

誠意を見せることで、相手の不満を最小限に抑えられます。

トーン	メッセージ例文
丁寧で誠実に伝える場合	「この度は当方の発送ミスによりご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。再発送にかかる送料は当方で負担させていただきますので、ご安心ください。至急、正しい商品をお届けいたします。」
ややシンプルに伝える場合	「再発送に伴う送料はこちらで負担いたします。お手数をおかけして申し訳ありません。」
購入者に安心感を与えたい場合	「ご不便をおかけしましたことをお詫び申し上げます。再発送分の送料はすべて当方で負担いたしますので、ご負担は一切ございません。」

送料を購入者と相談したい場合の言い回し

返送理由が購入者側にある場合や、双方に原因がある場合は、事前に相談しておくのが望ましいです。

言い回し次第で印象が大きく変わるため、感情的にならない表現を心がけましょう。

状況	メッセージ例文
購入者の住所間違いによる返送	「商品が住所不明で返送となってしまいました。再発送をご希望の場合は、送料についてご相談させてください。着払い・もしくは立て替え後の清算など、ご希望の方法がありましたらお知らせください。」
双方に原因がある場合	「今回の返送につきましては、双方の確認不足もあったかと思います。再発送をご希望の際は、送料についてご相談させていただければと思います。」
やや柔らかく伝えたい場合	「再発送の送料につきまして、ご相談させていただいてもよろしいでしょうか。無理のない形で対応できればと考えております。」

“相談”という姿勢を見せることで、購入者との関係が良好に保たれます。

送料負担トラブルを防ぐための定型文

再発送のやり取りでトラブルを避けるためには、最初の段階で「送料の扱い」をはっきり言葉にしておくことが大切です。

用途	メッセージ例文
最初に送料方針を伝える	「再発送に関しまして、送料は当方で負担いたしますのでご安心ください。ご不便をおかけしました。」
確認を取りたい場合	「再発送の際の送料について、当方で負担するか着払いとするかを事前にご相談させていただけますでしょうか。」
中立的に伝える場合	「再発送の送料につきましては、双方の負担を公平にするため、相談のうえで決定させていただければと思います。」

あらかじめ送料について触れておくことで、「言った・言わない」のすれ違いを防ぐことができます。

誠実で透明性のある説明が、信頼される取引につながります。

再発送トラブルを防ぐためのチェックリスト

誤発送や返送などのトラブルは、ちょっとした確認不足で起こることが多いです。

しかし、ほんの少し意識を変えるだけで、再発送の手間を防ぎ、スムーズな取引を実現できます。

この章では、再発送を防ぐための実践的なチェックポイントをまとめました。

発送前に確認しておくポイント

発送作業の前に、次の項目をチェックしておくと、誤発送のリスクを大幅に減らせます。

確認項目	内容
① 商品の照合	商品名・購入者名・取引メッセージの内容を照らし合わせて確認する。
② 梱包前の再チェック	封を閉じる前に、商品が間違っていないか再度確認。
③ 送り状の確認	配送方法・宛名・追跡番号を間違えていないかを最終チェック。

「確認3回ルール」を意識するだけでも、再発送の可能性をほぼゼロにできます。

住所・宛名の入力ミスを防ぐ小ワザ

住所入力のミスや自動補完の誤変換によって、商品が返送されるケースもあります。

特にスマートフォンでの操作時は注意が必要です。

対策	ポイント
取引画面での二重確認	発送前に、取引画面の住所が正確に反映されているかをチェック。
メモやラベルに手書き補足	匿名配送でない場合は、手書きで補足することで誤配送防止に。
複数発送時の仕分け	複数商品をまとめて発送する際は、封筒ごとにメモを添付して区別。

慣れてきたときほど、ヒューマンエラーが起きやすいものです。

「慣れたころが一番危ない」と意識することが、正確な発送の第一歩です。

再発送後に信頼を得るフォローメッセージのコツ

再発送後のフォロー次第で、購入者の印象が大きく変わります。

ミスがあっても、最後のやりとりで丁寧な印象を残すことができます。

状況	メッセージ例文
再発送後に感謝を伝える	「この度はご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。最後まで丁寧にご対応いただき感謝申し上げます。今後はより一層注意してまいります。」
購入者が快く応じてくれた場合	「ご協力いただきありがとうございました。スムーズに再発送対応が完了できたのは、購入者さまのおかげです。」
評価前のフォロー	「商品がお手元に届きましたら、お手数ですが評価をお願いいたします。最後までご丁寧にやり取りいただき、ありがとうございました。」

取引の最後の印象が、あなたの「信頼度」を決めます。

たとえ再発送になっても、誠実なフォローが次の取引につながる大切なステップです。

まとめ｜誠意ある対応で信頼を守る

メルカリでの再発送は、誰にでも起こりうるトラブルです。

大切なのは、間違いが起きたあとにどんな対応を取るかという点です。

この章では、これまでのポイントを振り返りながら、「信頼を失わない対応のコツ」を整理します。

例文を活用して迅速・丁寧に対応しよう

再発送に関するやり取りでは、スピードと丁寧さの両立が重要です。

謝罪文・住所確認・再発送報告・評価依頼など、すべてのメッセージで一貫した誠意が伝わるようにしましょう。

シーン	理想的な対応
誤発送時	すぐに謝罪＋再発送の提案を行う。
再発送準備中	追跡番号や配送状況を共有し、安心感を与える。
再発送後	評価依頼の際に感謝の言葉を添える。

「早く・丁寧に・明確に」を意識するだけで、印象は大きく変わります。

購入者との信頼関係を築く3つの行動

再発送対応をきっかけに、むしろ購入者との信頼を深めることも可能です。

行動	ポイント
① 謝罪と感謝を忘れない	トラブル後でも、誠意ある言葉を添えることで印象が良くなる。
② 追跡情報をこまめに共有	「発送しました」「到着予定です」など一言でも安心感を与えられる。
③ 最後に感謝を伝える	「ご対応ありがとうございました」と一言添えるだけで印象が格段に上がる。

再発送対応こそ、出品者としての信頼を築くチャンスです。

今後トラブルを防ぐための心構え

誤発送を防ぐには、確認を怠らないことが基本です。

発送前のチェック体制を整え、複数取引時の混乱を防ぐ仕組みをつくっておくと安心です。

チェック項目	対策方法
商品確認	購入者名・商品名・メッセージ内容を照らし合わせる。
発送確認	宛名と配送方法を再チェックしてから発送する。
メッセージ確認	購入者とのやりとり履歴を確認し、認識のズレを防ぐ。

小さな確認の積み重ねが、大きな信頼を生みます。

焦らず・丁寧に・正確に。 これが、再発送を防ぎ、トラブルを乗り越えるための最も確実な方法です。

誠意ある対応は、あなたの出品者としての評価を確実に高めてくれます。